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下地雅光

(工場長) Masamitsu Shimoji

流れを止めず、受け渡し、受け取ること。

2016年8月から工場長になりました。この表は工場全体の作業が見渡せるようにするためのもの。工程としては、木取りされた材料が3つの班に渡り、部材加工して塗装に回され、いったん戻って金具や座、引き出しを取り付ける…といった流れなのですが、職人は「この日までに次の工程に回すには、いつまでにもらえばいいか」を見ておけますし、僕は「何割できているか」「スケジュールから遅れていないか」「人手の偏りがないか」確認して、手が足りない部署があれば人を回して残業を減らしたり、あるいは自分が入って流れを止めないように調整します。今加工しているのは、特注の椅子の笠木。職人としての仕事は半分くらいが新作の試作です。

若い職人たちには、自分の経験を元にアドバイス。

「工場全体を見ているけれど、手を動かすときはひとりの職人です」

匠工芸は、本気でものづくりをしたい若者が全国から集まる会社です。ですからどうしても、すぐに難しい仕事をやりたがる(笑)。でも焦らずに、徐々に、と言い聞かせ、続けていれば必ずやれるからと指導します。みんなが通る道なんですよ。僕も同じ年の頃は「なんでまだこんなことやらなきゃいけないんだ」と思ったことがありました。でもどの仕事も「レディオヘッド」のように進めようと(笑)[注:「レディオヘッド」はイギリスのロックバンドで、曲づくりをメンバー全員で議論して行うスタイルで知られる]。とにかく次の人へのつなぎを連続させ、全体をスムーズに流すことをいつも意識して、と話しています。

プロフィール
氏名 下地 雅光
生年月日 1972/4/5
入社日 1995/4/1
資格 1級家具技能士
部門・役職 工場長
趣味 ギター