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田口智也

(木取り場課長) Tomoya Taguchi

適材を適所に当てはめる。それが木をムダにしないこと。

このへんに積んだ材料は全部、完全にわかっています。材料を外からここまで持ってくる間に「何が何本取れるか」「余ったら違う製品のあそこに」「この次の次にやる製品に使えるか」と考えながら、機械に乗せます。 まさに適材適所で、製品のパーツごとに適してる材があるんです。的確に当てはめていかないと、ほしいとき何もない、ということになってしまう。ほら、あの(部材の)山でも色がバラバラでしょう。1本ずつ、きれいか、ふつうか、硬いか、やわいか、木口(断面)を見て一瞬で「これ!」と判断する。この色ならあの製品のあの部材、この硬さならあの椅子の脚に、と。

僕が出した材料以上の家具には、絶対にならない。

「小学生の息子が野球少年団に入っているんです。その練習を手伝うのが休日の楽しみ」

今日は1日、折りたたみ椅子の木取りです。日によってはテーブル5種類を1台分ずつとか細かいときもある。いずれにしても、ここで出した以上のものはできない、ということなんです。材料は途中できれいになったりしない、硬くもならないんですから。ここで、家具を決めてしまうんですね。木取りの段階で突き詰めていかないと、もったいない使い方になってしまう。うまくやらないと足りなくなるし、色も硬さも選べなくなります。 この仕事の前は洋服屋やってたり(笑)、だからまったくの素人だったんですよ。前任の成田さんに教えてもらったり、次の工程の人にどうだったか聞いて勉強していった。気がつけば10年以上、今思えば自分に合っていたのかも知れませんね。

プロフィール
氏名 田口 智也
生年月日 1974/6/8
入社日 2004/11/1
部門・役職 木取り場 課長
趣味 息子と野球