![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/024_Yamanami_01-02.jpg)
「yamanami」シリーズを代表するのが、このダイニングチェア「YC2」です。存在感のある背もたれは、どっしりとした山の安定感を。均整の取れたしなやかな脚まわりは、美しい自然の移ろいを感じさせてくれます。いちばんの特徴は、視線を奪うその背もたれ。水平のだ円から垂直方向のだ円へと推移する滑らかな曲線の表現には、非常に繊細な技術を要します。機械加工と職人の技工の融合による究極の手触りは、いつまでも飽きの来ない温もりに満ちています。
「yamanami」シリーズを代表するのが、このダイニングチェア「YC2」です。存在感のある背もたれは、どっしりとした山の安定感を。均整の取れたしなやかな脚まわりは、美しい自然の移ろいを感じさせてくれます。いちばんの特徴は、視線を奪うその背もたれ。水平のだ円から垂直方向のだ円へと推移する滑らかな曲線の表現には、非常に繊細な技術を要します。機械加工と職人の技工の融合による究極の手触りは、いつまでも飽きの来ない温もりに満ちています。
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_Photo_01_02.jpg)
いつまでも触っていたい、
妙なる曲線
背もたれが前に向かって挟まっているセミアームは、
肘を置きやすく、長く座っていても疲れにくいのがポイント。
腰のホールド感がしっかりしていて、
深くもたれかかっても食事がしやすいと感じるはずです。
背もたれのホールド感が
安心を生む
また、腰の角度が
立ち上がりやすく設計されていることも特徴のひとつ。
さらに、脚のカットによる高さのオーダーへの対応など
可能な限り「心地」を大切にする姿勢が徹底しています。
配膳等で立ち座りが多い人も苦になりにくい
「人思い」のデザインです。
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Photo_02.jpg)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Photo_03.jpg)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Photo_04.jpg)
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いつまでも触っていたい、
妙なる曲線
背もたれが前に向かって
挟まっているセミアームは、
肘を置きやすく、
長く座っていても
疲れにくいのがポイント。
腰のホールド感がしっかりしていて、
深くもたれかかっても
食事がしやすいと感じるはずです。
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Photo_02.jpg)
背もたれのホールド感が
安心を生む
また、腰の角度が
立ち上がりやすく設計されていることも
特徴のひとつ。
さらに、脚のカットによる
高さのオーダーへの対応など
可能な限り「心地」を大切にする姿勢が
徹底しています。
配膳等で立ち座りが多い人も
苦になりにくい
「人思い」のデザインです。
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PRODUCT STORY
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_ProduvtStory_Main.jpg)
yamanami YC2の
背もたれ部分(笠木)の製作方法
yamanami YC2の
背もたれ部分(笠木)の製作方法
YC2最大の特徴である背もたれは、裁断した材料を色合いに配慮しながら一枚ずつレンガのように積み上げて接着・成型しています。他の家具から出た端材を上手に再利用することでエコにも寄与。NC加工だけでは十分な強度を確保できないため、職人が仕上げまで手を加えることでデザイン性と強度を高い精度で両立させています。
YC2最大の特徴である背もたれは、裁断した材料を色合いに配慮しながら一枚ずつレンガのように積み上げて接着・成型しています。他の家具から出た端材を上手に再利用することでエコにも寄与。NC加工だけでは十分な強度を確保できないため、職人が仕上げまで手を加えることでデザイン性と強度を高い精度で両立させています。
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_ProductStory_01_02.jpg)
①材料に墨付けをする
①材料に墨付けをする
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_ProductStory_02_02.jpg)
②墨付け後の材料
②墨付け後の材料
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_ProductStory_03_02.jpg)
③墨付け通りに裁断
③墨付け通りに裁断
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_ProductStory_04_02.jpg)
④レンガ積み(接着)
④レンガ積み(接着)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/2024_Yamanami_ProductStory_05_02.jpg)
⑤カタチを整える(NC加工前)
⑤カタチを整える(NC加工前)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_ProductStory_06.jpg)
⑥完成
⑥完成
yamanamiシリーズのオーク材は
「北海道産ミズナラ」
yamanamiシリーズのオーク材は
「北海道産ミズナラ」
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_ProduvtStory_Main_02.jpg)
道産ナラ材は木目の美しさはもとより、年月が経っても色褪せることなく深みが増すため、国際的に高い評価を得ています。ただ、成長には長い時間がかかるため、この貴重な資源を次の世代に渡していくために旭川家具工業組合の一員として植樹活動を行い、森が育つサイクルを形にしています。
道産ナラ材は木目の美しさはもとより、年月が経っても色褪せることなく深みが増すため、国際的に高い評価を得ています。ただ、成長には長い時間がかかるため、この貴重な資源を次の世代に渡していくために旭川家具工業組合の一員として植樹活動を行い、森が育つサイクルを形にしています。
DESIGNER
![小林幹也](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Kobayashi.jpg)
小林 幹也
Mikiya Kobayashi
1981年東京都生まれ。2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。インテリアデザイン会社勤務後、MIKIYA KOBAYASHI DESIGN設立。家具、プロダクトからインテリアデザインまで幅広く携わり、国内外のクライアントとともにデザインを提案している。2010年ドイツのiF product design awardにて金賞、ドイツred dot award、グッドデザイン賞、adc賞など受賞歴多数。2011年にはショップ「TAIYOU no SHITA」をオープン。2012年、株式会社小林幹也スタジオ設立。2018年ライフスタイルブランド「IMPLEMENTS」をオープン。東京とスペイン・バレンシアを拠点に活動。
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Designer_01.jpg)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Designer_02.jpg)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Designer_03.jpg)
![](https://takumikohgei.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/2024_Yamanami_Designer_04.jpg)