つくっているのは、心地です。

木そのものに熱感はない。だけど、ぬくもりと称される。
北海道を意識せずとも、北海道らしいと評される。
人の手が感じられる、人間くささがある、とも言われる。

匠工芸は、職人集団。
つくっているのは、イスやテーブルだ。
だけどほんとうは、
その先に伝わる「心地」をつくっている。
座り心地、触り心地、使い心地、部屋におけるたたずまい。
そんな「心地」にこそ、きっと職人の心が宿る。
人は家具に触れて、自然の優しさを連想する。
家具を使いながら、大地の匂いを感じる。

これからも、この環境でこの思いで、家具をつくろう。
わたしたちには、それしかできない。
不器用なまでにそれを極めていくことが、
匠工芸の生きていく道なんだ。

大雪山がきょうも、
わたしたちの営みを見守ってくれている。

企業理念

「心に届ける」

私たちは、
匠工芸の製品を使う人、
製品に関わる全ての人を幸せにしたい。
家具を使う人に、
今までとは違う豊かな生活の価値を届けたい。

そのために私たちは、
使う人の心に、
心地良く届くものを創造し続けます。

行動指針

一、私たちのために
社員が安心して働き、生活していくための適正な利益を確保する。

一、会社のために
社員全員がものづくりの素晴らしさを感じ、プロ意識を持つ集団になる。

一、地域のために
常に地元に喜ばれ、必要とされる活力ある地域企業になる。

一、社会のために
人の暮らしを豊かにする家具の創造を通じて社会に貢献する。

一、地球のために
木材資源を尊重し、付加価値の高い製品づくりを目指す。

ナチュラル&クラフトマインド

自然素材を使い、手で仕上げていくこと。

自然の森からもらった木という素材を、その個性が生きるよう、そして材料に無駄が出ないようていねいに使いきること。そして職人は、丹精込めて美しく使いやすい形の道具につくりあげます。

地球にやさしく、人にやさしく

木も人も大地も自然でいられる仕事をすること。

北海道の屋根、大雪山連峰を一望できるロケーションは私たちに日々感動を与えます。そして、木でものづくりをするなら、森と人がともに歩んでいけるよう、長く愛されるよい家具をつくれと教えてくれるのです。

早くきれいに正確に

腕も心も、ものづくりのプロであること。

お客さまが買いやすい価格で付加価値の高い家具をつくるのが、ものづくりのプロ。手を多くかけるだけではなく、早さと美しさを両立してこそ「よいもの」と言えるのだと思います。